海外に移住が決まったら!退職とスイス(海外)移住の手続き

海外移住

はじめに

ついに、長年勤めていた会社をやめて海外手続きに行くことになったー!
と喜ぶのも束の間、初めてのことなので何から手続きを始めれば良いか分からない、、と焦る方がほとんどだと思います。
そんな時のために退職の手続きと、日本で行わなければならない海外移住の手続きについてご紹介です。

退職届

退職することが決まったら、まずは会社に退職届を出しましょう。

通常、2~3ヶ月前に上司に相談するのが一般的かと思いますが、臨機応変な対応が必要です。

万が一、上司に辞めるなんて伝えられない。。という場合は、最近話題の退職代行サービスを使用するのもお勧めです。
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健康保険証

退職とともに返却しなければならないものの1つが健康保険証。
日本は国民皆保険なので、日本にいる間は健康保険に加入する必要があります。


種類は3種類あります。

任意継続被保険者制度

それまで働いていた会社の健康保険に継続して加入する制度で、退職翌日から20日以内に申請が必要です。
今まで会社が負担していた分を支払わなければいけなくなるので、負担が大きくなる可能性が高いです。

国民健康保険

最寄りの健康保険窓口へ行き手続きを行う保健で、退職翌日から14日以内の手続が必要です。。
仕事が見つかっていない方は、申請することで負担額が少なくなることもあります。

家族の扶養に入る

両親や配偶者が会社員で年収が130万円以下の方は家族の扶養に入ることが可能です。扶養に入ることが可能か、それぞれの会社に確認してもらいましょう。
 


年金


今までにお給料から天引きされていた年金も、次の就職先が決まっていない場合は手続きが必要です。

日本は「国民皆年金」なので、失業期間中は国民年金へ加入することとなります。
退職後14日以内に最寄りの国民年金窓口へ行き、手続きを行います。

ちなみに、退職や失業により年金を収められない方には、特例免除制度があります。
窓口で失業中であることを伝えると免除申請の手続きが可能です。

確定拠出年金
人によっては確定拠出年金として一部資金を積み立てている人がいるかと思います。 某生命保険会社では、一定の積み立て金額に達しており年金の特例免除制度を申請している人に対しては特例で解約の措置をとっています。 今すぐにお金を還元してもらいたい!という方は保険会社に問い合わせてみましょう!

税金

住民税

前年の1月から12月までの1年間の所得に対して課された税額を支払わなければなりません。納税方法は退職した時期によって異なります。

1月から5月に退職した場合

前々年の所得の課税金額のうち、5月までの納税額の合計を退職時に最終給与から一括で支払います。
市区町村役場から送られてくる納付書に従って支払いしましょう。

・6月から12月に退職した場合

退職月の給与からその月の住民税額が引かれます。残りの来年5月までの分は、市区町村役場から送られてくる納付書に従って支払いましょう。

退職金

退職金を貰う際は退職所得の受給に関する申告書を会社に提出することを忘れずに行いましょう。
この申請を行わないと、所得として20%の税金が課されまてしまいます。
紙1枚で貰える金額が20%変わるのはかなり大きいですよね。

確定申告

年の途中で退職し再就職しない場合には確定申告をすることで払いすぎた税金を取り戻すことができます。

基本は毎年2月16日~3月15日が確定申告となりますが、かなり込み合っているので早めの準備がお勧めです。(還付申告であれば1月1日から可能)

5年以内であれば遡って申告することができますが、早めに処理しましょう。

携帯解約

海外に移住する際に忘れてはいけないのが携帯の解約!

解約金がかかる場合もあるので解約金がかからない月に解約して、その後はWIFIを使っうのがお勧めです。

WIFIはデータ通信量が多い方が使い勝手が良いのでお勧めです。

国際免許証

海外で運転する可能性のある方は国際免許証を取るのを忘れないようにしましょう。
最寄りの運転免許センターか、指定の警察署で発行することが可能です。
運転免許センターは即日発行ですが、警察署は発行までに数日から数週間必要なので、余裕を持って申請しましょう。

資産の管理

銀行


出国前に口座を保有している銀行の窓口に問い合わせをしましょう。

銀行によっては海外在住者は口座を保有できない銀行もあるので要注意です。

証券

日本の非居住者は証券の購入はできません。
証券会社によっては口座を凍結させ、所有している株を売ることはできます。
証券会社に直接問い合わせてみましょう。

クレジットカード

会社ごとにルールが違うのでそれぞれ確認しましょう。
必要のないクレジットカードは解約するのがお勧めです。

海外転出届

海外に行く日が近づいてきたら最寄りの住民登録窓口に海外転出届を出しに行きましょう。
パスポートを持参するだけの簡単な目安としては出国の2週間前です。
マイナンバー、健康保険証などこの場で全て返却します。

まとめ

いざ手続きを始めると、あれを忘れていた、これを忘れていた、とバタバタすることが多くなると思います。
それぞれやらなければならない期限を確認し、スケジュール管理をしながら一つずつ対応して行きましょう。

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