スイスには日本と同様四季があり、シーズンにより全く違う街の雰囲気を味わうことができます。スイス観光に行きたいけど、いつがベストシーズンかわからない、という方も多いかと思いますので、今回はスイスのベストシーズンとそれぞれの季節の特徴をご紹介です。
スイスベストシーズン
スイスに来る目的にもよりますが、街を観光したい、という方には5月、6月または9月、10月がお勧めです。
朝晩の冷え込みは多少強いですが、基本は羽織物が1枚あれば快適に過ごす事ができます。
春(5月、6月)はスイスの綺麗な花を、秋(9月、10月)は紅葉を楽しむことができます。
春(3月から5月)
4月頃から徐々に暖かくなり、日中の気温は15度-20度程になります。1日の気温差は激しく、昼間は暖かいけど朝晩は冷え込むことがしばしばです。セーターやヒートテックなど、 温度調節のしやすい服を着るのがお勧めです。
3月頃までは雪の影響で営業休止している観光地がありますが、4月頃から徐々に再開されます。
4月中旬頃までは白く雪がかった山を見渡せ、スイスらしい美しい景色を堪能することができます。

また、5月になると菜の花が至るところで咲き、カラフルな街並みを楽しむことができます。

夏(6月から8月)
スイスは雪が多いから、夏は快適なんでしょ〜、 と思われてる方も多いかと思いますが、実はスイスの夏はとっても暑い!!
山に登ると涼しく過ごしやすい場所もありますが、市内では35度を超える日もしばしば。ここ最近は、温暖化の影響か毎年のように最高気温を更新しています。
夏の始まりの6月のスイスは20度前後で過ごしやすい気温で天気が良い日も多いので旅行にお勧めですが、8月はとても暑いので日焼け止めや帽子など万全の準備をして旅行する事がお勧めです。
また、ヨーロッパ旅行が人気の8月は航空券代も20万以上とかなり高くなっています。
時間に余裕のある方は、 8月のスイス旅行は避けることがお勧めです。

秋(9月から11月)
スイスの秋はとても過ごしやすく、天気の良い日も多いので観光には最適です。特に、 紅葉を見ながらのハイキングは色とりどりでとても綺麗。
見頃は10月で運が良いと、山の雪景色を見ながら紅葉を楽しむことができます。

また、ワインが有名なレマン湖付近ではぶどうの木が色付き、黄金のブドウ畑を楽しむことができます。タイミングが良いと、各地でワイン祭りも行われているので要チェックです。

冬(12月から2月)
スイスの冬はとにかく寒いです。 ツーンとするような寒さで、日本でしている防寒では間に合わないこともしばしば。冬に観光の際には、 長ズボン、マフラー、帽子など完全防備で挑みましょう。
冬はスイスの街並みが一番綺麗な時期です。街中がライトアップされ、12月初旬は各地でクリスマスマーケットが開催されています。

ソーセージやホットワインなど、 スイスの冬の風物詩をぜひ楽しんでください。

また、冬のスイスの醍醐味といえばスキー。日本とは比べ物にならないスケールのスキー場なので、 時間がある方は一度は行ってみてほしいです。

冬の時期のスイスは雪化粧された山の景色がとても綺麗な一方、休業中の観光地も多いので要注意です。
まとめ
スイスは日本と同様に四季がハッキリと別れているので、それぞれの季節で違う景色を楽しむことができます。スイスでやりたいことや目的に合わせて旅行計画をしてみましょう。
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