はじめに
スイスの首都であるベルン市内の規模はそこまで大きくないですが、見所が数多くある魅力的な都市であります。旧市街は世界遺産に登録されており、その街の魅力から何度も訪れたくなるような素敵な場所です。
今回は、そんなベルンの見所とオススメの1日観光プランのモデルコースについてご紹介します。
ベルン市内観光 10:00am
ベルン観光、まずはベルン中央駅から出発します。

ベルン中央駅はチューリッヒに続いてスイスに2番目に大きな駅のため、人通もかなり多いです。
駅構内には洋服屋やレストランなど数多くのお店が入っており、駅にはショッピングモール「ヴェレ・ズィベン(Welle 7)」が直結しています。
また、ツーリストインフォメーションも駅構内に入っているので、当日の予定が決まっていない方や、ベルン市内の地図が欲しい場合は、まずはインフォメーションへ行き情報収拾をするのもお勧めです。
ベルン市内のトラムは全てこの中央駅を中心に走っているので、トラムに乗る予定の方は中央駅から乗るのがオススメです。
また、スイスの真ん中にあるベルンは、チューリッヒ、インターラーケン、ジュネーブ、ミラノ(イタリア)など各地域を結ぶ玄関口となっています。
ベーレン広場(Baerenplatz)のマーケット10:05am
ベルンの中央駅を出発し、東方面へ5分ほど歩くとベーレン広場(Baerenplatz)にたどり着きます。
春、夏のベルンでは月曜から土曜日まで毎日マーケットが開催されています。
夏場は市民が買い物をするいわゆる普通のマーケットで、野菜や果物を始めとし、お花や雑貨など様々なものが販売されています。
冬場にはクリスマスマーケットとなり、暖かいグリューワインやソーセージを食べる観光客などで賑わいます。
ここでお土産探しをするのも楽しいかもしれません。
場所:Baerenplatz
時間:4月-10月、12月:月曜–金曜 8時–18時、土曜:8時–16時
1月-3月、11月: 火曜:8時–18時、土曜:8時–16時
入場料:無料
ブンデスハウス (Bundeshaus) 11:00am
マーケットを満喫した後は、すぐ後ろにそびえ立つブンデスハウス へ向かいます。
1902年に建てられた連邦議事堂でスイスの国会が開かれています。

国会議事堂は火曜日から土曜日までガイドツアーが行われており、中を見学することができます。
言語は英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語の4カ国後で行われております。
英語のセッションは土曜日の14時から開催されており、予約が必須となります。
詳しくはこちらからご確認ください。
また、3月にはミュージアムナイトと呼ばれる、ブンデスハウス でのイベントが開催されておりブンデスハウス の壁がライトアップされているのを楽しむことができます。
正面の広場では夏場は噴水、冬場はアイススケートを楽しむことができ、大勢の人で溢れています。
ブンデスハウス の1番の見所は何と言っても裏側にあるテラスからの景色。

ベルンの町を一望でき、市内を流れるアーレ川と赤いレンガのかわいいお家を見渡すことができます。
暖かく天気の良い日はベンチに座りながら何時間でもこの景色を眺めることができます。
場所:Bundeshaus
時間:24時間(ブンデスハウス内見学の際は要予約)
入場料:無料
ツィットグロッケ 11:50am

ブンデスハウス を満喫した後はベルンの街のシンボルでもある時計塔「ツィットグロッケ(Zytglogge)」へ向かいます。
この時計塔は1405年に建てられた歴史的な時計塔で、ベルンの町に観光にきたら絶対に外せない観光スポットです。
毎時、時計の下から動き出す仕掛け人形がとても人気で多くの観光客がカメラを向けています。
数分前から飾り時計は開始するので少し早めに時計塔へ行き、見逃すことがないようにカメラを構えて待ちましょう。
場所:Zytglogge
時間:24時間(飾り時計は毎時数分前から)
入場料:無料
ランチ レストランテラッセ 12:30pm
お昼になるとお腹がすいてくる頃だと思うので、ベルン市内のレストランへ向かいます。
ツィットグロッケのあるアーケード街は数々のレストランがあるので、困ることなく食べるところを見つけることができると思います。
ベルン市内のレストランはこの通りからは少し外れてしまいますが、「Restaurant Terasse(レストラン テラッセ)」はベルン市内の一押しレストランです。
アーレ川沿いにあるレストランで、テラス席からはベルン市内を流れるアーレ川とキルシェンフェルト橋の絶景を見渡すことができます。
メインコースは3000円から5000円ほどとお高めですが、カフェや軽食のみだった2000円ほどで収めることも可能です。
ベルンで絶景を見ながら食事がしたい、という方はぜひこのレストランを訪れて見てください。
場所:Dalmaziquai 11, 3005 Bern
時間:10時ー23時
料金:2000円〜
ベルン大聖堂 13:30pm
1893年に完成したゴシック様式の大聖堂は高さ100mでスイス最大の大聖堂です。
聖堂内へ入るのは無料ですが、展望台へ上るには大人5スイスフラン(約600円)、子供2スイスフラン(約240円)かかります。
ただ、この展望台からの景色がベルン1美しい景色といっても過言ではないほど、素晴らしい景色を見ることができるので、大聖堂へ行った方は展望台へ行くのがマストです。

展望台からは世界遺産である旧市街の街並みを一望でき、赤いレンガの美しい街並みを見渡すことができます。
ベルンに来たら絶対に訪れて欲しい場所の1つです。
場所:Dalmaziquai 11, 3005 Bern
時間:10時ー23時
料金:大人5スイスフラン、子供2スイスフラン
ベルン旧市街 14:30am

レストランでひと休憩した後は再び旧市街へ。
ツィットグロッケの正面に伸びる道はアーケード街となっており石造りの1階の建物には数多くのお店が並んでいます。
時折地下へ行ける階段があり、秘密基地へ行くかのような感覚でお店に入ることもできます。
ファッションブティックや雑貨屋さんなど、個性豊かなお店が並んでいるので楽しみながらお店を見ることができます。
平日は18時にはほとんどのお店が閉まってしまうので、早めに行くことがオススメです。
通りにはいくつかの噴水があるのですが、噴水から流れ出る水は山からのお水のため飲むことも可能です。
スイスの新鮮なお水をぜひ一度は味わって見てください。
場所:Baerenplatz
時間:4月-10月、12月:月曜–金曜 8時–18時、土曜:8時–16時
1月-3月、11月: 火曜:8時–18時、土曜:8時–16時
入場料:無料
ベーレンパルク 15:00am
アーケード街を抜けると、右手にはベーレンパーク(ベルンクマ公園)が見えてきます。
ベルンの街では1513年から街のシンボルであるクマの飼育が行われています。
現在は4頭のクマが飼育されており、愛くるしい姿を見ることができます。
アーレ川のほとりからクマたちが水遊びをするプールがある土手までを結ぶケーブルカーもあるので、時間がある方はぜひのんびりと見学をして見てください。
場所:Barenpark
時間:24時間
入場料:無料
バラ園 15:30am
ベルン観光最後のスポットはバラ公園(Rosengarten)です。
ベルン市街から少し坂道を登った高台にある公園は約8000種類以上の植物が栽培されています。
春から秋にかけてがバラが咲いている時期で、4月には日本から贈答された桜の花が咲いています。
レストランや図書館もあり、のんびりとしている市民の憩いの場所です。
歩き疲れた時のカフェ休憩にも最適な場所です。
場所:Barenpark
時間:24時間
入場料:無料
まとめ
規模はそこまで大きくないベルンの町ですが、市内は魅力がたっぷりです。
特に町を流れるアーレ川と赤いレンガの屋根のコントラストはとても素敵で何時間でも滞在できてしまうほどです。
ぜひ、時間がある方は1日かけてゆっくりとベルン観光をして見てください。
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