はじめに
フランスのアルザス地方にあるコルマール周辺はおとぎ話に出てくるような可愛い街並みとカラフルなお花に溢れたとても素敵な街です。美女と野獣やハウルの動く城のモデルになった建物もコルマール周辺に存在しています。今回はそんな魅力たっぷりな 街コルマールとその隣町エギスハイムのモデルプランと見どころについて紹介です。
エギスハイム基本情報
エギスハイムは人口1700人のとても小さな町です。春夏は色とりどりのお花が咲いており、フランスで最も美しい街の1つとしても知られています。
アルザスワイン発祥の地としても知られており、 小さな町に40件以上のワイナリーがあるのでワイン好きにはたまらない町です。
アルザス地方で一緒に訪れたいのが、下記のリクヴィール。時間に余裕のある方はぜひ合わせて訪れてみてください。
エギスハイム観光 モデルプラン
エギスハイム 11:00
まずはコルマールのお隣の街エギスハイムからスタート。
車の駐車は街の中心にから近く駐車台数も多い Mairie Parking がお勧めです。
市内には観光電車も走っており大人7ユーロ/子ども 5スイスフランで乗車することができます。

美女と野獣のモデルの通り 11:10
エギスハイムの町にたどり着くと左手にすぐに小さな通りが現れます。
黄色い家を中心に2本の通りに別れている通り、まさにおとぎ話に出てくるような素敵な通りで今にもベルが歩いてきそうな町並みです。
エギスハイムの家は16世紀以降に城壁に背を向けるようにして建てられるようになり、現在も広場を中心に同心円状に民家が広がっています。

もう少し先へ行くと市内にある泉にたどり着きます。
1557年に建築された歴史ある泉で、泉から注ぎでる水は飲むことも可能です。
この噴水も美女と野獣でベルが読書をしているシーンに使われています。
えギスハイムへ来る前には美女と野獣を見返すと、更に観光が楽しくなること間違えなしです。

聖レオン9世の礼拝堂 11:15
泉を満喫した後は後ろにあるピンクの礼拝堂へ向かいます。
1888年から1894年にかけて建築された礼拝堂はネオ・ロマネスク様式の礼拝堂で、小さいですがステンドグラスがとても素敵な礼拝堂です。
礼拝堂の正面にある銅像、レオン9世の生家として知られています。
エギスハイムからコルマール 12:30
エギスハイムの街を満喫した後はコルマールへ向かいます。
コルマールまでは車で15分ほどで到着します。
コルマール基本情報
コルマールはアルザス地方の魅力が凝縮された素敵な町です。
人口7万人弱の小さな町で、フランスとドイツの国境付近に位置しています。
木組みの家や色とりどりの花で飾られた町はまるでおとぎ話の世界に迷い込んだ気分を味わうことができます。
町の中心を流れる運河は、とても美しくフランスのベネチアとも呼ばれています。
コルマール観光モデルプラン
ランチ 13:00
コルマールにたどり着いたらまずはランチの時間です。
コルマール市内でランチお勧めカフェは「Brasserie des Tanneurs(ブラッスリー・ド・タヌール)」です。
レストランの外観はハートの飾りつけがとっても可愛く、まさにおとぎ話の世界ような町の雰囲気にぴったり!

テラス席もあるので町を流れる川の横で食事やカフェをすることができます。
コルマールの名物のフラムクーヘンは生地がパリパリでとても美味しいです。
お値段もお手頃でメニューも豊富なので、ランチ以外にもカフェで利用することもオススメです。
プティット・ヴニーズ散策 14:00
コルマールの町には運河が流れており、コルマール観光ののハイライトでもあります。
運河の名称プティット・ヴニーズは小さなベニスを意味しており、まるでベネチアにいるような感覚を味わうことができます。
春、夏は運河の周辺に色とりどりの花が飾られどこから写真をとっても絵になります。

運河は遊覧船で巡ることも可能です。
コルマールマーケット 14: 30

運河の隣にはコルマールの屋内市場があります。
1865年に創業された歴史ある建物の中には、アルザスの名産のワインやソーセージなど地元のグルメが盛り沢山。
運河に面したカフェテラスもあるのでひと休憩にも最適です。
プフィスタの家 15: 00
三角屋根が特徴的なプフィスタの家は見覚えがある方もいるかと思います。
それもそのはず、日本を代表するアニメの1つ「ハウルの動く城」のモデルとなった建物です。

16世紀に建てられた歴史のある建造物で、外観に描かれた絵もとても繊細で素敵です。
現在はお酒屋さんとして使われているので、想い出で作りにここでお酒を買うのも良いかもしれません。
サン・マルタン教会 16: 00
コルマール観光の締めくくりは町の中心部にそびえ立つサン・マルタン教会。
とても大きく外から見ても迫力満点の教会です。
内部はとても落ち着いた雰囲気でステンドグラスがとても美しく輝いています。

尖塔にはコウノトリの巣があるので、ぜひ目を凝らして見つけてみてください。
まとめ
様々な映画の舞台ともなっているコルマールは、まるでおとぎ話の中に迷い込んでしまったかのような気分が味わえるとても素敵な町でした。
規模はそれほど大きくはないですが、どこを切り取ってもとても可愛い町なので観光にはとてもおすすめです。
ぜひ、お気に入りの建物やカフェなどを探しながら町歩きをしてみてください。
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