【ヨーロッパ在住者厳選】リクヴィールの見所と周辺観光

海外旅行

はじめに

フランスのアルザス地方にあるリクヴィールは小さな町ながらも魅力がいっぱい詰まった町で、訪れる人を魅了してやみません。リクヴィールにある門を潜り向けた瞬間、まるで物語の中に迷い込んでしまったような感覚になるとてもメルヘンチックで素敵な町です。
今回は、そんなリクヴィールの観光と、周辺のスポットの1日観光プランをご紹介です。

リクヴィール基本情報

フランスのグラン・テスト地域圏にあるリクヴィールは人口1200人ほどのとても小さな町です。
フランスの最も美しい村にも登録されるほど、魅力に溢れた町です。

村の端から端までは約20分ほどで歩くことのできるとても小さな町ですが、16世紀から建てられている建築物は色とりどりで、写真を撮る手が止まらないほどの魅力です。

周辺ではリースリングなどの有名なワインが生産されており、リクヴィルの町はワイン畑に囲まれています。そのためリクヴィルは「葡萄畑の真珠」という異名を持ちます。

リクヴィールへのアクセス

リクヴィルから一番近い大都市はフランスのストラスブール(Strassbourg)です。
そこから鉄道でコルマール(Colmar)へ行きます。
コルマールまでは30分ほどで€13.20でアクセスすることができます。

コルマールに到着したら駅の前のバス停の106番バスに乗ります。
そこから30分ほど、€3.8でリクヴィールに到着します。
リクヴィールの郵便局(Poste)で降りると、リクヴィールの町につながる正門横に到着することができます。

コルマールから出ている106番バスは1−2時間に1本なので注意してください。

コルマールについての詳細は以下をご覧ください。

リクヴィール観光 

Hotel de Ville

リクヴィールの町への入り口となる建物です。ホテルという名前ですが、実はこの建物市役所として使われています。
アーチ形の門をくぐると一直線につながるリクヴィルのまちが現れます。
まるでディズニーランドに来たかのような可愛い街を楽しむことができます。

Au Petit Delice

リクヴィルの町の見所は木組みの家です。カラフルな家が立ち並ぶのはもちろん、家によって装飾も異なるので見ているだけで楽しめます。
その中で注目すべき家が、「Au Petit Delice」の家。
クッキー屋さんなのですが、上の階の窓からはおもちゃのバイクや車などが飛び出しています。
まるで、ディズニーランドのトゥーンタウンのような雰囲気!


1階のお店ではアルザス地方の名物、クグロフ(スポンジケーキのような焼き菓子)やクッキーが販売しているのでお腹が空いている方はぜひ立ち寄って見ましょう。

ドルダーの塔

村のメインストリートである、ド・ゴール将軍通りの坂を登りきると辿り着きます。
13世紀後半に建てられた歴史ある時計塔で街のシンボルでもあります。

塔の前には噴水と色とりどりの花が飾られ、観光客の憩いの場ともなっています。

盗人の塔

メインストリートから1本入った通りの突き当たりには13世紀に建てられた盗人の塔があります。
18世紀まで、犯罪の容疑者の独房や拷問室として実際に使われており、拷問の取り調べの絵や、道具などが展示されています。
中は細長い階段が続き、窓からはリクヴィル周辺の葡萄畑を一望することができます。

塔の前には古くに使われていたであろう井戸もあり、中世の雰囲気を感じることができます。

プロテスタント教会

リクヴィル市内には2つの教会があり、そのうちの1つがプロテスタント協会です。
赤レンガの色をした外観が特徴的で、中は炉を基調としたシンプルな作りになっています。
ステンドグラスがとても綺麗な可愛らしい教会です。

リボーヴィレ基本情報

アルザス地方でコウノトリの里として有名なのがリボーヴィレです。
人口は約4700人で、町のサイズはコルマールよりも小さくとリクヴィールよりも大きい規模感です。

9月には600年以上続く、伝統的なお祭り笛吹き祭(Pfiffferdaj)が開催されることでも知られています。

リクヴィルから広がるワイン街道を車で進み、約10分弱で到着します。

リクヴィールからリボーヴィレへは公共交通機関は通っていないので、車で旅行をしている方にお勧めです。
または、車でも8分の距離なので、運が良ければ町の観光案内所でタクシーをお願いすることも可能です。

リボーヴィレ 

ランチ S’ Garwer Stub

リボーヴィレの町中には数多くのレストランが佇んでいます。
中でもお勧めのランチスポットが、「S’ Garwer Stub」です。
お値段、€10から€15ほどで、ほかに比べて少しリーズナブルな上に料理のボリュームが満点でとても美味しい!

アルザス地方名物のサワークラウトと、お肉を煮込んだものを頂きました。
お肉がはトロトロで1人では食べきれないほどの量で大満足でした。

また、ここで絶対に飲んで欲しいのが、アルザスワインであるげヴュルツトラミネール(Gewürytraminer)。
アイスワインのようにとても甘く、とても飲みやすいワインです。
普段ワインが苦手な人でも飲めてしまいます。アルザス地方に来た際は1回はトライしてみることをお勧めです。

オークニスブール城

お腹を満たした後はオークニスブール城(Chateau Haut-Koenigsbourg)へ向かいます。
オークニスブール城は標高800mの山の上にあり、「高い場所にある王の城」という意味を持ちます。

12世紀に要塞として建築された建造物で、中世の建築様式が忠実に再現されています。

3月上旬から12月下旬にかけては、コルマールから約10分ほどの駅セレスタ(Selestat)からシャトルバスが運行しているので、車がない方はコルマールからのアクセスがお勧めです。

お城の外からも明日座主地方の景色を一望でき、広々とした大地とワイン畑が織りなす緑は絵画のような絶景です。

入場料:€9(シャトルバス使用で€7)
営業時間:9時半 -12時、14時 -17時半
※混雑時は事前予約制となるので、要インターネットでの予約

まとめ

フランスのアルザス地方には魅力たっぷりの可愛い町と食べるべき美味しい料理がたくさんあります。
特に、木組みの家が並んだ通りを歩くときや、ワイン畑を歩く際はまるで、物語の中に迷い込んでしまったかのような気分になること間違いなしです。
フランス旅行の際には、ぜひアルザス地方への訪問を検討して見てください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました