【ストラスブール観光モデルプラン】フランスとドイツの文化を楽しめる街

スイス旅行

はじめに

フランスのアルザス地方に位置するストラスブールは、旧市街が世界遺産に登録されているヨーロッパの美しい町並みを楽しむことができる街です。
戦争によりフランスの領土になったり、ドイツの領土になったりと複雑な歴史を持つストラスブールではフランスとドイツの文化が融合しており、1度で2度の国の文化を楽しむことができる特別な街です。
今回はそんな歴史のあるストラスブールの観光名所とモデルプランについてご紹介です。

ストラスブール基本情報

ストラスブールはフランス東部のアルザス地方の中心都市でもあり、人口25万人で東京の港区と同じ位の人が住んでいます

ドイツの地名に詳しい方なら、「フランスなのに、ドイツのような地名だな、、」と感じる人も多いはず!
それもそのはず、ストラスブールは戦争により、フランス領土になったり、ドイツ領土になったりと、何度も国が変わっている歴史ある街なのです。
(町の名前の由来は、「道の町」を意味する「ストラテブルグム」というラテン語が由来だそうです。)

町の中心にある旧市街は1988年に世界遺産に登録ノイシュタットは2017年に世界遺産に登録されている、世界遺産が数多くある街でもあります。

非常に見所の多い町なので、朝から晩まで1日かけて観光することがお勧めです。

ストラスブールへのアクセス

フランス(パリ)から行く場合

フランスの首都パリからストラスブールまでは約500kmほど(東京から大阪間と同じ位)で、約7ユーロ(850円〜)から移動することが可能です。

アクセス方法は電車とバスの2通りあります。

パリ→ストラスブール所用時間料金メリット
電車で行く場合約2時間32分〜19ユーロ〜(約2,200円)短時間で行くことができる。
バスで行く場合約5時間40分〜6.99ユーロ〜(約820円)費用を抑えて行くことができる。

時間が限られているけれど、多くの都市を回りたい方には電車、時間的に余裕があり、尚且つ旅の費用を抑えたい方にはバスがおすすめです。

スイス(バーゼル)から行く場合

ストラスブールはフランスの東部に位置しているため、実はパリよりもスイスからの方が近い場所であります。
フランスのお隣の国、スイスからからは3つのアクセス方法があります。

バーゼル→ストラスブール所用時間料金メリット
電車で行く場合約1時間18分〜10ユーロ〜(約1,200円)短時間で行くことができる。
バスで行く場合約5時間40分〜9.99ユーロ〜(約1200円)曜日と時間帯によっては電車よりも割安。

オススメは電車で行くことです。乗り換えがなく直行でいける上に、バスで行くのとほとんど値段も変わりません。

ストラスブールからコルマールへ行く場合

ストラスブール(Strassbourg)からは、美女と野獣の舞台となった町、コルマールへ行くことも可能です。
コルマールまでは30分ほどで€13.20でアクセスすることができます。
詳細は別の記事をチェックして見てください。

コルマールからリクヴィールへ移動するのもとてもオススメです。

ストラスブール観光 モデルプラン

クレベール広場で朝食 10:00

まずはクレベール広場周辺で朝食。スターバックスやPAULなど、朝の眠気を吹き飛ばすのに最適なカフェが並んでいます。


その中でもお勧めが、カフェ「Bioche Doree」。
モーニングセットがあり、コーヒー、パン、サラダを4ユーロという破格の値段で楽しめてしまいます。




冬はクレベール広場にクリスマスマーケットが設置されるので、マーケットで食べ歩きをするのおお勧めです。

住所:4 Rue des Grandes Arcades, 67000 Strasbourg, France
料金: 4ユーロ〜
開館時間: 月曜〜土曜 7:00〜19:00

ノートルダム大聖堂 11:00

クレベール広場から歩き、繁華街を抜け10分ほどすると、左手にストラスブールの町のシンボル、ノートルダム大聖堂が見えてきます。

繁華街の中にそびえ立つ大聖堂はまるで、幻を見ているかのように思うほど幻想的で素敵な建物です。

大聖堂はアルザス地方で取れる赤砂岩を使用して作られており、約400年もの月日を費やして作られた大傑作です。外見の繊細な彫刻はもちろん、内部のステンドグラスも圧倒的な迫力で、まさにゴシック建築の代表格です。

大聖堂は屋上にも上がることが可能で、332段の階段を登りきった屋上からはストラスブールの町を一望することができます。
また、夜間はライトアップされるので、昼間とは違う大聖堂の様子を楽しむことができます。

住所:Place de la Cathédrale, 67000 Strasbourg, France
料金: 大人 5ユーロ、子ども2.5ユーロ
開館時間: 8:30〜11:15、12:45〜17:45 (日曜は13:30〜17:30)

イル川の遊覧船 12:30

ストラスブールの町並みを最大限に楽しむためにお勧めなのが、イル川の遊覧船。
ロアン宮前の船着場から出発して、旧市街,プティットフランス、欧州議会など主要箇所をめぐる70分のコースとなっています。

各エリアでは日本語のオーディオガイドでの解説もあるため、歴史や建造物に興味のある方にはとってもお勧めでです。

遊覧船は屋根ありと屋根無しの2種類がありますが春、夏のハイシーズンは観光客で賑わい、船の予約時間が遅くなってしまう場合があります。
できるだけ、早めに窓口へ行き乗車の予約を行いましょう。

遊覧船に乗る場合は、ストラスブール大聖堂すぐそばの観光案内所でお得なストラスブールパス(22ユーロ)を購入するのがお勧めです。
3日間有効なチケットで、イル川の遊覧船、ストラスブール大聖堂の天文台、天文時計のからくり見学、美術館1箇所、レンタルサイクル半日が全て無料になります。

住所:18 Place de la Cathédrale, 67000 Strasbourg, France
料金: 大人13.5ユーロ、子ども7.8ユーロ
開館時間: 9時〜18時(7月〜8月は22時台出発まで)
    ※季節によって運営時間が異なるので要チェック

プティット・フランス 14:00

ストラスブールの古い町並みを最も堪能できるのが「プティット・フランス」です。
アルザス地方特有の木組みの家が立ち並んだとてもフォトジェニックな通りです。

ホテルや」レストランが立ち並ぶ通りとなっているので、お腹が空いた時に訪れて、綺麗な町並みを見ながら食事することがお勧めです。

特に、春、夏は色とりどりの花が咲き乱れてとても絵になります。

市立病院の地下のワインセラー見学 15:00

ワインが有名なアルザス地方では、ワインの味見はマストです。
そんな時にオススメしたいのが、カーブ・ヒストリック・デ・ホスピス・ド・シビル・ド・ストラースブルグです。(とーっても長い名前ですね)

500年以上もの間ワインを作っており、現在はワインの販売も行っています。
見所は「世界最古の白ワイン」。

第2時世界大戦中に兵隊が通った地下道や、解剖の研究に使われていた部屋など1人で通るのは
少し勇気がいるような部屋もあります。

ぜひ、日本語のガイドとともにアルザス地方のワインをお楽しみください。

住所:1 Place de L Hôpital, 67000 Strasbourg, France
料金: 無料
開館時間: 月曜から金曜 :8:30〜12:00、13:30〜17:30
     土曜:9:00〜12:30
    ※日曜、祝日は休館、要予約

まとめ

フランスのアルザス地方には魅力たっぷりの可愛い町と美味しい料理がたくさんあります。
特に、木組みの家が並んだ通いているときは物語の中に迷い込んでしまったかのような気分になること間違いなしです。
フランス旅行の際には、ぜひアルザス地方への訪問を検討して見てください。


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