【超重要】図で見て覚える!ドイツ語 3格(Dat)4格(Akk)支配の前置詞

ドイツ語学習

はじめに

ドイツ語を学ぶ上で絶対に通らなければならない文法の1つ、前置詞(Preposition)。
英語の前置詞と似ているので、雰囲気でなんとなーく理解した気になってしまいますが、実はドイツ語の文法の中でもとっても複雑&超重要な基本の項目となります。
今回は、イメージ図を使いながらドイツ語の3格と4格支配の前置詞を徹底解剖していきたいと思います。

3格支配または、4格支配の前置詞

英語と違い、格変化のあるドイツ語では、前置詞の後に2格、3格、4格のいずれかの格がセットでついてきます。
それぞれの前置詞がどの格と一緒に使われるかは決まっており、いわゆる3格支配の前置詞と4格支配の前置詞と呼ばれています。

うしさん
うしさん

3格支配ってなあに??

わたし
わたし

3格支配は絶対に3格(Dativ)と一緒に使わらなければならない

前置詞だよ

うしさん
うしさん

なるほど!ということは、4格支配は
絶対に4格(Akkusativ)と一緒に使わらなければならない前置詞だね!


前置詞はどのレベルでも出てくる超重要な基本です。
ここが抜けているとドイツ語の作文や穴埋め問題などでも間違えが増えてしまうので、なるべく早く覚えましょう。

うしさん
うしさん

どの前置詞が何格とセットなのか分からないよ。。

わたし
わたし

うしさん!
そんな時はこの表よ‼

うしさん
うしさん

な、なんじゃこりゃ~!

わたし<br>
わたし

黄色部分が3格支配、緑部分が4格支配の前置詞。
緑と黄色が重なり合う部分は、3格または4格を取る前置詞よ!

ドイツ語が記憶力が勝負となる言語です。
覚えるのは大変かもしれませんが、上の表を頭に入れて3格支配と4格支配の前置詞をマスターしましょう。

3格支配の前置詞は「グーチョキパー」の歌に合わせて覚えると覚えやすいです!
ビデオに合わせて歌ってみましょう。

引用元: Deutsch lernen mit Dialogen / Lektion 57 / Präpositionen immer mit dem Dativ

3格支配または4格支配の前置詞

うしさん
うしさん

3格または4格を取る前置詞ってどういうこと⁇

わたし
わたし

3格または4格を取る前置詞は、場合によってセットの格が変わるんだよ。。

この、3格、4格両方によって支配されうる9つの前置詞たちが、ドイツ語のややこしい原因の1つです。それでは具体的に見ていきましょう。

まずは、それぞれの前置詞の意味をイメージ図で把握しましょう。
うしさんの位置でなんとなーくのイメージはつきましたでしょうか?

次に、前置詞が3格または4格とセットになった時の日本語訳を見てみましょう。

前置詞+3格+4格
über上の方に
上の方で
上の方へ
auf上に、上で上へ
unter下に、下で下へ
in中に、中で中へ
an接するところに、ふちに
接するところで、ふちで
接するところへ、
ふちへ
vor前に、前で前へ
hinter後ろに、後ろで後ろへ
zwischen真ん中に、真ん中で真ん中へ
neben隣に、隣で隣へ
うしさん
うしさん

3格は全部「~に」「~で」

4格は全部「~へ」になってる!

わたし
わたし

その通り!
3格は今いる、今ある場所とセット
4格はこれから行く方向やまだ到着していない場所とセット
で使うんだよ!

例文

ルールが分かったところで、実際に前置詞を用いて例文を見ていきましょう。

an 例文

① Die Bilder hängen an der Wand.
写真は壁にかかっている

② Ich hänge eine Uhr an die Wand.
私は時計を壁にかける

壁(die Wand) は女性名詞のため、以下の格変化となります。

1格
(Nom)
2格
(Gen)
3格
(Dat)
4格
(Akk)
die Wandder Wandder Wanddie Wand

①の場合、写真はすでに壁にかけられているので3格のder。
②の場合、時計を壁にかける動作がまだ行われているため4格のdieが使われます。

in 例文

① Ich bin in dem Haus.
 私は家にいる

② Sie geht in das Haus.
 彼女は家に行く

家(das Haus) は中性名詞のため、以下の格変化となります。

1格
(Nom)
2格
(Gen)
3格
(Dat)
4格
(Akk)
das Hausdes Hausesdem Hausdas Haus

①の場合、私はすでに家にいるので3格のdem。
②の場合、彼女は今家に向かっており動作がまだ行われているため4格のdasが使われます。

3格か4格かを判断する場合は、動詞にも注目です。
gehen(行く)kommen(来る)fahren(運転する)など動作の伴う動詞の場合は
4格(Akkusativ)がセットとなります。

練習問題

das Dach
Der Vogel sitzt auf ( ) Dach.
Der Vogel fliegt auf ( ) Dach.

das Dachは中性名詞なので以下の格変化となります。

1格
(Nom)
2格
(Gen)
3格
(Dat)
4格
(Akk)
das Dachdes Dachsdem Dachdas Dach


Der Vogel sitzt auf ( dem ) Dach.
鳥は屋根の上に座っています。
すでに動作が完了しているので3格が正解です。

Der Vogel fliegt auf ( das ) Dach.
鳥は屋根の上へ飛んでいきます。
鳥は屋根に向かって飛んでいてに動作はまだ完了していないので4格が正解です。



die Kasse
Es ist kein Geld in ( ) Kasse.
Sie legt Geld in ( ) Kasse.

die Kasseは女性名詞なので以下の格変化となります。

1格
(Nom)
2格
(Gen)
3格
(Dat)
4格
(Akk)
die Kasseder Kasseder Kassedie Kasse


Es ist kein Geld in ( der ) Kasse.
レジにはお金がありません
現在の状況で動作は発生していない(すでに完了している)ので3格が正解です。

Sie legt Geld in ( die ) Kasse.
彼女はレジにお金を置いた
彼女は現在レジでお会計をしており、動作はまだ完了していないので4格が正解です。

初めの問題よりも少し難しかったかもしれません。



die Schule
Lisa steht vor ( ) Schule.
Lisa geht in ( )Schule.

die Schuleは女性名詞なので以下の格変化となります。

1格
(Nom)
2格
(Gen)
3格
(Dat)
4格
(Akk)
die Schuleder Schuleder Schuledie Schule


Lisa steht vor ( der ) Schule.
リサは学校の前に立っています。
リサはすでに学校の前に立っていて、動作は起きていないので3格が正解です。

Lisa geht in ( die )Schule.
リサは学校に行きます。
リサは学校に向かっていて、まだ到着していないので4格が正解です。

理解していたらこれも簡単ですね!



6問中何問正解していたでしょうか??
全問正解していた方は、3格と4格の使い分けをマスターしているはずです!

まとめ

ドイツ語の前置詞は英語と比べてもルールが多くとても複雑な文法の1つです。
ただ、様々な構文での基本となる要素の1つでもあるので、多くの練習問題を解きながらマスターしていきましょう。


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