はじめに

うしさん、1年半ぶりに日本に帰ってきたよ~!

よかったね!空港での手続きは大変じゃなかった??

準備する書類さえしっかりと用意しておけば大丈夫だったよ!

そうなんだ!
日本入国にどのような手続きが必要なのか詳しく知りたーい!
チューリッヒ空港
2021年現在、チューリッヒから成田への直行便は週1便、木曜日に運航しています。
夜10時30分の夜行便のため、その日の残りの運行便はブラジル行きと日本行きの2便のみでした。

そのため、ほとんどのカウンターは閉められており、通常時と違い空港内はガラガラです。
チェックインはチェックインカウンター向かって右手のみで行われていました。
通常時に使うスイスエアラインのカウンターとは逆のカウンターなので注意しましょう。

チェックイン時には特に書類などの確認はなく、通常どおりのチェックインが行われます。
空港内にはほとんど人がおらず、いつもと雰囲気が違い人の流れもないのでよく注意しながらゲートを探しましょう。
登場前に、日本入国に必要な書類のチェックが行われます。
ここでは、
・出国前72時間以内の陰性証明書・誓約書
・ウェブでの質問表のQRコードのスクショット
の確認が行われました。最悪準備をする時間がなかった場合は、携帯さえあればウェブアンケートに答え、空港内でQRコードを印刷することはできます。
しかし、これらがなければ飛行機への搭乗も認められないため、自宅で済ましてくることをお勧めします。
スイスでのPCRテストについてはこちらをご覧ください。
飛行機内
飛行機内は想像通りガラガラで、私が乗った便には全部で22人の乗客がいました。
登場している人は日本人よりも、オリンピック関係者や第三国の人(渡航理由は不明)が多かった印象です。

CAさんも1人1人に自己紹介をしたり、ご飯の様子を確認しにきてくれたりとまるでビジネスクラスのような対応をしてくれました。
もちろん、席もガラガラのため1列を使って横になり快眠することができました。
飛行機も数年前に乗った時よりも新しくなっていて、タッチ式の映画の画面で快適になっていました。
ご飯もおいしかったです。

成田空港到着後
成田空港到着から滞在先のホテルの部屋にたどり着くまで、合計で約4時間かかりました。
書類の確認はかなりステップが多く、待ち時間が長かったのが印象的です。
書類はすぐに出し入れできるように 1つのファイルにまとめて持ってくるのがオススメです。
必要な書類は以下の4種類です。
・出国前72時間以内の陰性証明書(証明書原本&日本政府が指定するフォーマット”健康カード”の両方が必要)
・誓約書
・スマホアプリ3つ(OEL, COCOA, Skype or whats app)
・ウェブでの質問表提出&QRコードのスクショット
上記の書類は全て、こちらからダウンロード可能です。
飛行機に降りてからは基本的に同じ便に乗っていた人たちとグループ行動です。
必要書類のチェック
まず、一列にずらっと並んでいるイスに座り書類のチェックが行われます。
ここでは、 上記に記載した3種類の書類とアプリをダウンロードしているかの確認が 行われます。
・出国前72時間以内の陰性証明書
・誓約書
・ウェブでの質問表提出&QRコードのスクショット
・スマホアプリ3つ(OEL, COCOA, Skype or what’s app)
また、ここでは健康カードの記入を行います。
飛行機の機内で配られる場合もありますが、配布がなかった場合はこちらでの記載になります。
基本情報、ルールの確認
全員の書類の確認が終わったら次のコーナーへ行きます。
ここでは、過去2週間に滞在した国、指定されている国は3日間のホテル滞在があることなど、基本的なルールの確認がされます。
唾液検査
ルールの確認が終わったら次のコーナーへ移動です。
ここでは、唾液検査が行われます。
唾液検査はフラスコのような入れ物を利用して行います。個別ブースで採取を行うのですが、唾液が上手く出るように梅干しやレモンの写真が貼られていました
小さいお子さんで唾液での接種が難しい場合は、鼻から綿棒を入れての鼻咽頭ぬぐい検査となります。
アプリチェック、説明
唾液の採取が終わったらアプリの説明コーナーに入ります。
ここは、アプリごとにブースが分かれているので、3箇所ほど移動をしました。
(まるで文化祭のようで少し楽しかったです。)
主に以下の事項が確認されます。
・アプリがダウンロードされているか
・メールアドレスが正しいか(その場でメールを送られて、ちゃんと届いているか確認されます。 )
・位置情報設定と通知設定の確認
・Skypeまたはwhatsappのアカウントの確認
アプリも1つのフォルダにまとめておくと便利です。
最終確認
アプリのチェックが終わると最終コーナーです。健康カードなどこれまで使用した紙を再度提示して、再度隔離のために3日間ホテルに滞在することになるなど、 基本事項の確認が行なわれます。(正直、かなり重複する手続きが多い印象でした。)
唾液検査の結果待ち
最終チェックが終わると、唾液検査の結果が出るまで待機時間です。 この際、座る席を指定されているので、指定された番号の席に座りましょう。
検査がでると、アナウンスで健康カードに記載されている番号の下4桁が読まれます。合格発表のようで ドキドキしますが聞き逃さないように気をつけましょう。
無事に陰性と判定されるとピンク色の紙を受け取ります。
ちなみに、 筆者と同じ便にいた方で擬陽性と判定された方がいました。その方は近くの席に座っていたのですが、さらに2時間の待機になるようです。ちなみにその場合はお水と軽食が配られていました。
入国、荷物のピックアップ
検査の結果が出るといよいよ空港外から出ることができます。
パスポート等を提示し、最終書類チェックを終えた後は荷物をピックアップします。
ホテル行きのバスに乗車
荷物をピックアップしたあとはホテル行きのバスを待ちます。
この間、トイレへ行くことや自動販売機で飲み物を購入することは可能でした。係の方の同伴となるので、行きたい場合は一言声をかけてから行くようにしましょう。
(コンビニへ行くのは禁止されています)
バスが到着し次第、乗車します。バスの運転手さんは宇宙船のような仰々しい格好をしており、バスの座席もビニールでカバーされています。


全員が集合してからの移動になるので、ビザの取得が必要な方など特別待遇の方がいる場合はバスの出発が遅くなる場合があります。
ホテル到着
私が滞在したホテルは、東横INN成田空港新館でした。
ホテルに到着してすぐチェックインを行います。小さな子どものいる人は 優先的にチェックインをすることができます。

ホテルでは携帯電話の充電器や、生理用品など備品があります。忘れてしまった場合の緊急時には借りることが可能です。
また ホテルでは基本的に、 禁酒、禁煙となります。
ホテルの手続きが終わり、夕食を受け取りようやくホテルの部屋に入ることができます。筆者は到着してから約4時間かかりました。筆者はおやつに軽食を用意していましたが、飛行機の朝食があったのと、飛行機から水をもらったので特に軽食は必要ありませんでした。
まとめ
今回はチューリッヒ空港から成田空港へのざっくりとした流れの紹介でした。
緊急事態宣言が出る中で大変かと思いますが、今後帰国する方の参考になれば幸いです。
コメント