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USJ 妊婦|乗れないアトラクションと妊娠中でも満喫する回り方

・約12分で読めますすいすいトラベル 編集部
このページの要点

USJでは妊娠中に乗れるライド系アトラクションはほとんどありません。ショー・パレード・ウォークスルー・グリーティング・食事とショッピングで1日を組み立てるのが前提です。揺れが小さく見えるアトラクションでも、公式の利用基準で妊娠中の利用ができないものが多くあります。また、以前は妊娠中でも発行された「ゲストサポートパス」は、利用基準の改定により現在は対象外です。パーク内は歩く距離が長いため、有料の車椅子レンタルや休憩の計画が重要になります。乗り物中心の計画では物足りなくなるので、最初から「ショーを見に行く日」と割り切って設計しましょう。アトラクションの可否は改廃があるため、必ず公式の利用基準で最新をご確認ください。

この記事は「USJ 妊婦」で、妊娠中にユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行く予定の方に向けたガイドです。大阪全体の回り方は大阪 観光 妊婦、車椅子でのパーク内移動はUSJ 車椅子、アトラクションの利用条件全般はUSJ アトラクション 車椅子にまとめています。

情報源とお願い:アトラクションの利用制限とゲストサポートパスの対象については、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式の案内(2026年7月時点で確認できた内容)に基づきます。アトラクションは入れ替わりがあり、利用基準も改定されるため、個別の可否は本記事では一覧化していません。来園前に必ず公式サイトのアトラクション利用基準をご確認ください。また本記事は医学的な助言ではありません。来園の可否は主治医にご相談ください。

結論:ライドはほぼ乗れない。ショーと世界観で1日楽しむ設計に

「妊娠中でも乗れるアトラクションを探す」という発想を捨てるのが、USJを楽しむ最大のコツです。乗らない前提で組めば、満足度は大きく変わります。

妊娠中にUSJへ行く方が最初にぶつかる現実は、乗れるライドがほとんどないということです。公式の利用基準では、妊娠中の方が利用できないアトラクションが多数設定されており、急加速・急停止・激しい揺れ・回転・急降下があるもの、そして腹部を圧迫する安全バーを使うものは、原則として対象になります。ジェットコースター系はもちろん、比較的おだやかに見える乗り物も含まれます。

ここで多くの方がショックを受けますが、視点を変えれば話は変わります。USJの魅力はライドだけではありません。ライブショーやパレードの完成度は非常に高く、エリアそのものの作り込みも見応えがあります。むしろ、ライドの待ち時間に費やすはずだった時間を、ショーの良い席の確保や、街並みの散策、食事に回せると考えれば、妊娠中ならではの楽しみ方ができます。最初から「今日はショーを見に行く日」と決めて臨むのが正解です。

妊娠中に乗れないアトラクション|「揺れないから大丈夫」は通じない

判断はゲストではなくパークが行います。「これくらいなら平気」と自分で判断せず、公式の利用基準に従ってください。

重要なのは、利用の可否をゲスト側が判断する余地はないという点です。公式の利用基準で妊娠中の利用ができないとされているアトラクションは、たとえ本人が大丈夫だと思っていても利用できません。入口には利用基準が掲示され、クルーが確認します。ここで「揺れが小さいから」「短時間だから」といった自己判断は通用しません。これは安全のためのルールであり、守られることでゲスト自身が守られています。

見落とされがちなのが、シアター型のアトラクションです。座って映像を見るタイプでも、座席が動く4-D型や、映像による強い視覚効果を伴うものは、妊娠中の利用ができない場合があります。「乗り物ではないから大丈夫だろう」と考えず、必ず入口の掲示を確認してください。アトラクションは入れ替わりがあり、新しいエリアの乗り物も基本的に同じ考え方で制限されます。個別の可否は年により変わるため、当日の公式情報が唯一の正解です。

タイプ妊娠中の見通し確認の仕方
ジェットコースター系利用できません確認するまでもなく対象
ライド全般(おだやかなものも含む)多くが利用できません入口の利用基準を必ず確認
4-D・座席が動くシアター利用できない場合があります入口の掲示で確認
ウォークスルー型楽しめる場合が多い混雑と歩行距離に注意
ライブショー・パレード楽しめます座席の確保時間に注意
グリーティング・散策・食事楽しめます立ち時間を短くする工夫を

妊娠中でも楽しめるもの|ショー・ウォークスルー・グリーティング

ショーとエリア散策がこの日の主役。座って見られるプログラムを軸に組むと、体への負担が最小になります。

妊娠中に楽しめるのは、主にライブショー、パレード、ウォークスルー型のアトラクション、キャラクターグリーティング、そして食事とショッピングです。とくにライブショーは、座って鑑賞できるうえに内容の満足度が高く、この日の中心に据える価値があります。屋外のショーは日差しや天候の影響を受けるため、屋内の劇場型プログラムを優先すると、体への負担が減ります。

ウォークスルー型のアトラクションは、乗り物ではなく歩いて見学する形式のため、妊娠中でも楽しめるものがあります。ただし歩く距離と混雑には注意が必要です。列に並んで進む形式の場合、途中で抜けられないこともあるため、体調に不安があるときは避けましょう。エリアの街並み自体が精巧に作られているので、ゆっくり歩いて写真を撮るだけでも十分に楽しめます。混雑を避けたいなら、開園直後や、多くの人がショーを見ている時間帯が狙い目です。

ゲストサポートパスは妊娠中は対象外(重要)

古い情報に注意。以前は妊娠中でも発行されましたが、利用基準の改定により、現在は対象外です。

USJには、長時間列に並ぶことが難しい方のための「ゲストサポートパス」という仕組みがあります。ここで注意したいのが、対象者の基準が過去に改定されているという点です。かつては妊娠中の方やけがをしている方も発行を受けられましたが、現在は障害者手帳をお持ちの方が対象とされています。つまり、妊娠中であることを理由にゲストサポートパスを受け取ることはできません。

インターネット上には改定前の情報を掲載したままの記事が数多く残っており、これを見て「妊婦でもパスがもらえる」と期待して当日ゲストサービスへ向かい、断られてしまうケースが起きています。パークに着いてから予定が崩れると、待ち時間の計画そのものをやり直すことになり、体力的にも精神的にも負担です。最初から使えない前提で計画を立ててください。障害者手帳をお持ちの場合の割引や、パスの詳細はUSJ 障害者割引にまとめています。

では待ち時間対策はどうするか。有料の待ち時間短縮チケットを使う方法がありますが、妊娠中はそもそも乗れるライドが少ないため、費用対効果は高くありません。それよりも、ショーの座席を早めに確保する、混雑する時間帯には屋内で食事や休憩を取る、といった時間の使い方のほうが効果的です。

USJは前後泊で体力を温存するパーク至近のオフィシャルホテルなら、疲れたらすぐ戻れます。一休.comで空室を確認PR

休憩・救護室・トイレ|園内で座れる場所

USJは1日で数キロ歩くパーク。座る場所とトイレを事前に把握しておくことが、最後まで楽しむ条件です。

テーマパークで見落とされがちなのが、歩く距離です。エリアからエリアへの移動、ショーの会場までの往復、レストランへの移動を積み重ねると、1日で数キロを歩くことになります。妊娠中はこの負担が大きく、後半になるほど足のむくみや腰の痛みが出やすくなります。対策として、園内には有料の車椅子レンタルがあります。歩くのがつらくなってから借りるのではなく、最初から利用を計画に入れておくと、体力を温存できます(USJ 車椅子 レンタル)。

園内には救護室があり、体調が悪くなったときに休むことができます。場所を入園時に確認しておきましょう。また、ベンチや芝生のエリア、屋根のある休憩スペースが各所にあります。ショーの合間や食事の前後に、意識して座る時間をつくってください。トイレは各エリアにありますが、混雑時は列ができます。ショーの終了直後は特に混むため、ショーが始まる前に済ませておくのが賢明です。

1日の回り方(時刻入り)

開園直後と夕方に活動し、昼は屋内で休む。この山を作ると、暑い日でも1日もちます。

時刻行程ねらい
9:00入園。まず救護室とトイレの位置を確認最初に安全確認をしておく
9:30空いているうちにエリアを散策・写真混雑前の時間を有効に使う
11:00屋内のショーを鑑賞(座れる)早めに座る時間をつくる
12:30混む前に昼食(屋内レストラン)ピークを外して待ち時間を回避
14:00ホテルに戻って休憩、または屋内で休むいちばん暑い時間を避ける
16:00再入園してショー・グリーティング夕方は気温が下がり動きやすい
18:00パレードは無理せず、混む前に退園帰りの混雑を避ける

ポイントは、昼の時間帯にいったん活動を止めることです。オフィシャルホテルに泊まっていれば部屋に戻って休めますし、そうでなくても屋内のレストランやショップで時間を過ごせます。テーマパークは朝から晩までいるものという思い込みを捨て、体調に合わせて山を作る。この設計ができると、妊娠中でも1日を楽しく終えられます。

服装・持ち物|歩く距離は想像以上

靴だけは妥協しない。履き慣れたスニーカーが、1日の快適さを左右します。

服装は、締めつけのないゆったりしたものを選び、体温調節ができるよう羽織りものを1枚。屋内は冷房が効いていることが多く、屋外との温度差で体が冷えます。靴は、履き慣れたクッション性のあるスニーカーが最適です。おしゃれをしたい気持ちは分かりますが、パーク内の距離を考えると、靴選びを誤ると後半がつらくなります。

持ち物は、母子健康手帳と健康保険証(これは必携です)、飲み物、塩分補給のためのタブレット、日差しを避ける帽子、そして小さなクッションや折りたたみの座布団があると、待ち時間が楽になります。荷物はコインロッカーに預け、身軽に動きましょう。夏場は暑さが厳しく、屋外に長時間いること自体が負担になります。夏の来園は無理をせず、気候のよい季節を選ぶという判断も検討してください。

前後泊という選択|USJ直近のホテル

パーク至近の宿に泊まれば「いつでも戻れる」。この安心感が、妊娠中の来園では何より大きな価値になります。

USJ周辺には、パークから徒歩数分のオフィシャルホテルが複数あります。妊娠中の来園でこれらの宿を選ぶ最大の利点は、疲れたらすぐ部屋に戻れることです。昼の暑い時間帯に一度戻って休み、夕方また出る、という使い方ができれば、1日の負担は大きく減ります。日帰りで無理をするより、前後泊を組んで余裕をつくるほうが、結果として楽しめます。

宿選びでは、パークからの距離、部屋の広さ、浴室の使いやすさを確認しましょう。お腹が大きくなってくると、浴槽をまたぐ動作が負担になります。段差の少ない浴室や、手すりのある客室は、妊娠中にも役立ちます。USJ周辺の宿の比較はUSJ ホテル バリアフリーにまとめました。オフィシャルホテルは混み合うため、早めの予約をおすすめします。

やりがちなNGと正解(NG/OK)

期待値の設定を間違えると、当日がっかりします。乗れない前提で行けば、USJは妊娠中でも十分に楽しい場所です。

  • ❌ 乗れるライドを探して回る → ⭕ ショー・パレード・散策中心の計画にする
  • ❌ 「揺れが小さいから平気」と自己判断する → ⭕ 公式の利用基準に従う。入口の掲示を必ず確認
  • ❌ ゲストサポートパスを当てにする → ⭕ 妊娠中は対象外。使えない前提で計画する
  • ❌ 古いブログ情報で判断する → ⭕ 来園前に公式サイトの利用基準で最新を確認する
  • ❌ 朝から閉園までいる → ⭕ 昼に休憩を挟み、混む前に退園する
  • ❌ 歩けなくなってから車椅子を借りる → ⭕ 最初からレンタルを計画に入れて体力を温存
  • ❌ 日帰りで詰め込む → ⭕ 前後泊でパーク至近の宿を取り、いつでも戻れるようにする

よくある質問

Q妊娠中でもUSJのアトラクションに乗れますか?
ライド系のアトラクションは、公式の利用基準により妊娠中は利用できないものがほとんどです。急加速・急停止・激しい揺れ・回転・急降下があるもの、腹部を圧迫する安全バーを使うものが対象で、比較的おだやかに見える乗り物も含まれます。座席が動くシアター型も利用できない場合があります。個別の可否は改定されるため、来園前に公式の利用基準でご確認ください。
Q妊婦でもゲストサポートパスはもらえますか?
もらえません。以前は妊娠中の方も発行の対象でしたが、利用基準の改定により、現在は障害者手帳をお持ちの方が対象となっています。インターネット上には改定前の情報が残っているため注意してください。当日ゲストサービスで断られると計画が崩れるので、使えない前提で予定を組んでください。
Q妊娠中はUSJで何を楽しめばよいですか?
ライブショー、パレード、ウォークスルー型のアトラクション、キャラクターグリーティング、食事とショッピングが中心になります。とくに屋内の劇場型ショーは座って鑑賞でき、内容も充実しています。エリアの街並み自体が作り込まれているので、ゆっくり散策して写真を撮るだけでも楽しめます。最初から「ショーを見に行く日」と決めておくのがおすすめです。
Qパーク内で休める場所はありますか?
救護室があるほか、ベンチや屋根のある休憩スペースが各所にあります。入園時に救護室とトイレの位置を確認しておきましょう。パーク内は1日で数キロ歩くことになるため、有料の車椅子レンタルを最初から計画に入れておくと体力を温存できます。パーク至近のホテルに泊まれば、昼にいったん部屋へ戻って休むこともできます。

※ 設備や運営状況は変わることがあります。お出かけ前に各施設の公式情報で最新をご確認ください。 本記事は2026.07.29時点の情報をもとに、すいすいトラベル編集部が作成しています。