準備・お役立ち

神戸の多目的トイレ136か所|介護ベッドがあるのはどこか

・約14分で読めますすいすいトラベル 編集部
このページの要点

神戸市の「こうべ・だれでもトイレ」は136施設あり、車いす使用者が使えるトイレは100%です。 オストメイト対応も135施設(99%)。 一方で、大人のおむつ交換に必要な「介護ベッド(大型多目的シート)」があるのは46施設=約34%にとどまります(当サイトが神戸市のオープンデータCSVを集計)。さらに38施設は改札の内側にあり、電車に乗らないと使えません。つまり神戸で必要な準備は「トイレを探すこと」ではなく、設備の条件が合う場所を先に決めておくことです。

この記事は、神戸を旅行する車椅子ユーザー・オストメイトの方・介助が必要なご家族・ベビーカー連れの方に向けて、神戸市が公開しているトイレのデータを実際に集計し、旅程を組むときに使える形に整理したものです。「多目的トイレがあるか」ではなく、「自分に必要な設備があるトイレはどこか」に答えることを目指しました。

情報源:神戸市公式「『こうべ・だれでもトイレ』施設一覧」およびそのオープンデータCSV(daredemotoire_seibisisetsu202511.csv/CC BY 2.1 JP/ページ最終更新 2026年5月7日)、神戸市「こうべバリアフリー情報」、Feel KOBE(神戸公式観光サイト)。本文中の集計値は、当サイトがこのCSVの全136施設を集計したものです(神戸市の公表値ではありません)。設備は改修で変わるため、最新は公式データでご確認ください。

結論:数は十分。ただし「大人が横になれる台」は3分の1しかない

神戸のトイレ整備は密度が高い。問題は数ではなく、必要な設備の有無が施設ごとにバラつくことです。

神戸市は2003年度から、三宮・元町・北野・神戸駅周辺などの都心地域を中心に「こうべ・だれでもトイレ」の整備を進めてきました。整備の標準は「車いす対応・オストメイト対応・大型多目的シートまたはベビーシート」とされています。ここで注目したいのは、「大型多目的シート“または”ベビーシート」という書き方です。つまり両方あるとは限らない——ここが実際の使い勝手を左右します。

実際にCSVを集計すると、その差がはっきり出ます。車いす使用者が使えるトイレは136施設すべて(100%)、オストメイト対応も135施設(99%)。ここは非常に手厚い。ところがおむつ交換台(ベビーシート)は112施設(82%)に下がり、介護ベッド(大型多目的シート)があるのは46施設(34%)しかありません。

この34%という数字が、この記事でいちばん伝えたいことです。大型多目的シートは、体の大きなお子さんや大人の方が横になっておむつ交換や着替えをするための台で、これがないと介助がきわめて難しくなります。「多目的トイレがあるから大丈夫」と考えて出かけると、入ってから台がないことに気づく——これが神戸に限らず、最も起きやすい失敗です。

設備別の設置率(公式CSV136施設を集計)

自分に必要な設備が「当たり前にある」ものかどうかを、先に数字で把握しておきましょう。

設備ありの施設数割合旅程を組むときの意味
洋式トイレ136 / 136100%全施設で共通。ここは心配不要
車いす使用者利用可能トイレ136 / 136100%「だれでもトイレ」=車いす対応が前提。都心なら見つかる
オストメイト対応可能トイレ135 / 13699%ほぼ全施設。装具交換の場所探しで困りにくい
おむつ交換台(ベビーシート)112 / 13682%乳幼児連れは概ね安心。ただしなし24施設のうち21は公共建物
介護ベッド(大型多目的シート)46 / 13634%3施設に1つ。事前に場所を特定しておく必要がある

施設の種別で見ると、公共建物68・公営鉄道32・民間施設23・私鉄13という内訳です。鉄道の駅(公営+私鉄の45施設)が全体の3分の1を占めているのが神戸の特徴で、移動の途中で立ち寄れるという点では非常に便利です。ただし後述するとおり、駅のトイレには「改札内」という条件がつきます。

もう一つ意外なのが、ベビーシートがない24施設のうち21が公共建物だという点です。商業施設や駅のほうがベビーシートの設置率は高く、区役所・ホール・体育館などの公共建物のほうが「大人向けの介護ベッドはあるがベビーシートはない」というケースが混ざります。ベビーカー連れの場合、公共施設を当てにしすぎないのが実務的です。

介護ベッド(大型多目的シート)がある施設をどう押さえるか

46施設のうち、観光の動線上で確実に使えるのはごく一部。だからこそ、行く前に「今日の中継点」を決めておく価値があります。

介護ベッド(大型多目的シート)がある46施設のうち、中央区にあるのは17施設。中央区は三宮・元町・北野・メリケンパーク・ポートアイランドを含む、観光の中心エリアです。ただしこの17のうち3施設は「イベント開催時のみ使用可」の条件付きなので、平常時に当てにできるのは14施設という計算になります。

施設設置場所エリア使いどころ
三宮バスターミナル1階三宮(雲井通7)高速バス・空港バスの発着点。到着直後/出発前に使える
ポートライナー 三宮駅改札内三宮(雲井通8)空港・ポートアイランドへ向かう前に。改札内なので乗車時に
地下鉄西神・山手線 新神戸駅改札内新神戸新幹線で着いた直後に使える。改札内である点に注意
神戸市役所 1号館1階・24階三宮(加納町)24階は無料の展望ロビー。観光ついでに立ち寄れる
神戸市役所 危機管理センター1階中央区江戸町旧居留地エリアの中継点
神戸フコク生命海岸通ビル1階海岸通メリケンパークへ向かう途中の貴重な1か所
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1階・3階小野浜町海側の東エリア。カフェもあり休憩と兼ねられる
神戸文化ホール1階・2階楠町湊川神社・大倉山方面
神戸サンボーホール1階浜辺通三宮の南東側
神戸市立こうべ市民福祉交流センター1階磯上通三宮の南。福祉施設なので設備が整う
海外移住と文化の交流センター1階山本通北野エリア。坂の途中の休憩点として貴重
神戸どうぶつ王国園内北側ポートアイランド園内滞在中はここ
医療センター中央市民病院1・2・3階ポートアイランド緊急時の拠り所にもなる
神戸キメックセンタービル1階ポートアイランド公式CSVの住所表記は「中央区湊島南町」

この表の使い方はシンプルです。行き先を決めたら、その動線上にある1〜2か所を「今日の中継点」として先に決めておく。そして「次のトイレはここ」と同行者全員で共有しておきます。これだけで、当日「探して歩き回る」時間がゼロになります。

逆に、駅は当てにできません。鉄道系の45施設のうち、介護ベッドがあるのはわずか2施設(ポートライナー三宮駅・地下鉄新神戸駅)だけです。「駅なら大きい設備があるだろう」という感覚は、少なくともこのデータでは成り立ちません。大型多目的シートが必要な場合、探す先は駅ではなく、市役所・バスターミナル・ホール・福祉施設です。

落とし穴①:38施設は改札の内側にある

136施設のうち38は改札の中。乗らない人は入れません。ここを見落とすと「地図にあるのにたどり着けない」が起きます。

CSVの「設置場所」欄に「改札」の記載があるのは39施設。このうち38施設が改札の内側(「改札内」37+「改札内(西改札)」1)で、残る1施設は「地下(改札外)」=改札を通らずに使えます。ポートライナーの各駅、地下鉄西神・山手線と海岸線の駅、阪神の駅などが該当し、全体の約28%が、電車に乗る人だけが使えるトイレだということになります。

これは「使えない」という話ではなく、「使うタイミングが決まっている」という話です。改札内のトイレは、移動の前後で必ず通る場所にあるわけですから、乗る直前・降りた直後に済ませるという前提で組めば、むしろ効率がいい。逆に「街を歩いていて急に必要になった」ときには選択肢に入りません。

場面改札内トイレの扱い組み方
電車で移動する日⭕ 使える(乗降時に通る)降りた駅で必ず済ませるをルールにする
歩いて回る日・タクシー移動の日❌ 原則使えない改札外の施設(市役所・地下街・商業施設・ホール)を中継点にする
駅で待ち合わせ・見送りだけ❌ 原則使えない駅前の改札外施設を先に調べておく
空港へ向かう日⭕ ポートライナー三宮駅(改札内・介護ベッドあり)乗る直前に使う。空港側は神戸空港の設備を確認

改札外で使いやすいのは地下街と商業施設です。CSVには「さんちか(地下街)」「デュオこうべ浜の手(地下街)」「大丸 神戸店」「umie ノースモール/サウスモール」なども載っています。地下街は雨や暑さの影響を受けず、フラットで移動しやすいため、神戸の街歩きでは地下街をトイレ中継点として使うのが合理的です。

落とし穴②:イベント開催時しか使えないトイレがある

「イベント開催時のみ使用可」と明記された施設が4つ。しかもそのすべてに介護ベッドがあります。

CSVには、設置場所の欄に「※イベント開催時のみ使用可」と書かれた施設が4つあります。神戸国際展示場1号館・神戸国際展示場3号館・神戸国際会議場・王子スタジアムです。ここで重要なのは、この4施設すべてに介護ベッド(大型多目的シート)があるということ。つまり、貴重な46施設のうち4つは、平常時には使えないということです。

なぜこれが問題になるのか。大型多目的シートのある施設をマップで探すと、ポートアイランドに集中して表示されます。「じゃあポートアイランドは安心だ」と思って向かうと、そのうち3つ(国際展示場1号館・3号館・国際会議場)はイベントがない日は入れません。残るのは神戸どうぶつ王国と医療センター中央市民病院、神戸キメックセンタービルです。地図上の点の数と、実際に使える数は違います。

  • 「イベント開催時のみ使用可」=神戸国際展示場1号館/3号館/神戸国際会議場/王子スタジアム(CSVの記載)
  • この4施設はすべて介護ベッドあり。だからこそ、使える日の見極めが重要
  • ポートアイランドで平常時に確実なのは神戸どうぶつ王国・医療センター中央市民病院・神戸キメックセンタービル
  • 「屋外」設置も4施設ある(しあわせの村の芝生広場北・テニスコート北側、王子動物園北園、王子スタジアム)。夜間や荒天時の可否は現地確認
  • 施設の営業日・開館時間の影響も受ける(例:王子動物園は毎週水曜休園/祝日は開園)

教訓は「点があること」と「今日使えること」は別、という一点です。マップアプリやオープンデータの点は、開いている時間・条件までは教えてくれません。行き先が決まったら、中継点にする施設の営業日と開館時間まで確認しておくと確実です。

エリアの濃淡:中央区に53施設、有馬は2施設

神戸のトイレ整備は都心に集中しています。同じ「神戸市」でも、行き先によって難易度がまったく違います。

区別に集計すると、中央区が53施設で全体の約39%を占めます。以下、西区16、須磨区13、北区13、長田区12、兵庫区10、東灘区9、灘区7、垂水区3という分布です(住所の区名から機械集計。合計136)。神戸市が「三宮・元町・北野・神戸駅周辺などの都心地域を中心に」整備してきたと説明しているとおりの結果です。

エリア傾向旅程への影響
三宮・元町・旧居留地(中央区)最も濃い。地下街・駅・商業施設・市役所が集まるトイレを理由に行動を制限する必要がほぼない
メリケンパーク・ハーバーランド(中央区)海側の平坦な動線上に点在(umie・地下鉄ハーバーランド駅など)海側で1日を組むとトイレ面でも有利
北野(中央区)北野トイレプラザ(北野観光案内所内)・海外移住と文化の交流センターなど坂のエリア。数は少ないので位置を先に把握
ポートアイランド(中央区)点は多いがイベント時限定が混ざる平常時に使える施設を特定してから向かう
有馬温泉(北区)「有馬の工房」「太閤橋おもてなしトイレ」の2施設街歩きは短く、宿を拠点に。詳細は有馬の記事へ
垂水・舞子(垂水区)3施設と少なめ立ち寄り先の施設側の設備を個別に確認する

この濃淡は、行き先選びの根拠になります。神戸旅行では「海側(三宮〜元町〜メリケンパーク〜ハーバーランド)で完結させる」のが移動負担の面で有利ですが、トイレの観点でも同じ結論になります。逆に有馬温泉のように施設が2つしかないエリアでは、宿を拠点に短く動く設計が現実的です(有馬温泉 バリアフリー)。神戸全体の回り方は神戸 旅行 バリアフリーにまとめています。

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現地での探し方(公式マップ・CSV・市民トイレ制度)

神戸には公式の情報源が3つあります。用途が違うので、使い分けると迷いません。

情報源何が分かるか向いている使い方
「こうべ・だれでもトイレ」施設一覧・CSV136施設の設備の有無が項目単位(車いす/オストメイト/ベビーシート/介護ベッド)+緯度経度出発前に条件で絞り込む。CC BY 2.1 JPで配布されており自分の地図に落とせる
こうべバリアフリー情報(バリアフリーマップ)市の公共施設のバリアフリー情報を「区別一覧」「種別一覧」で検索。オストメイト対応トイレのある施設も探せる行き先の施設そのものの設備を調べる
市民トイレ制度公共・民間施設の既存トイレを開放する制度。指定施設には専用マークが掲げられている街なかで急に必要になったときにマークを目印に探す

もう一つ知っておくと安心なのが、電話で聞ける窓口があることです。神戸ユニバーサルツーリズムセンター(NPO法人ウィズアス・078-381-6470)は、神戸公式観光サイトによると介助タクシーやヘルパーの手配、バリアフリーの観光施設やレストランの案内などを受けています。「この行程でトイレはどこを使えばいいか」という相談先として使えます。

なお、Feel KOBE(神戸公式観光サイト)は多機能・多目的トイレについて「三宮、元町、北野、ハーバーランドなどの都心エリアを中心に、現在神戸市内の建物や駅等の160箇所以上で整備されています」と案内しています。本記事で集計した「こうべ・だれでもトイレ」136施設とは集計の範囲が違うため、数字が食い違って見えますが、どちらも公式の情報です。条件で絞り込みたいときはCSV、街全体の整備状況を知りたいときはFeel KOBE、と使い分けてください。

1日の行程に「トイレ中継点」を置く

トイレは「探すもの」ではなく「先に置くもの」。行程表に2〜3か所書き込むだけで、当日の不安がほぼ消えます。

ここまでのデータを踏まえると、神戸での組み立て方は次のようになります。①自分に必要な設備を決める(車いす対応だけでよいのか、オストメイト対応か、大型多目的シートが要るのか)。②その設備がある施設をCSVで絞る③行程の2〜3時間おきに1か所ずつ置く。この順番です。

時間帯行き先の例置いておく中継点理由
到着直後新神戸/三宮地下鉄新神戸駅(改札内)/三宮バスターミナル(1階)どちらも介護ベッドあり。到着時に済ませておくと以降が楽
午前三宮・旧居留地さんちか・デュオこうべ(地下街)/神戸市役所1号館地下街はフラットで雨天でも動ける
南京町・元町大丸神戸店/地下鉄みなと元町駅(改札内)食事の前後で確実に寄れる
午後メリケンパーク・ハーバーランド神戸フコク生命海岸通ビル(1階)/umie海側は平坦。移動そのものの負担も少ない
夕方帰路地下鉄ハーバーランド駅/三宮バスターミナル帰る前に必ず1回

65歳以上で使える減免や、歩く距離そのものを減らす移動手段まで含めた組み立ては神戸 旅行 高齢者、入場料の減免は障害者手帳 割引 神戸にまとめています。

「2〜3時間おき」という間隔には理由があります。移動に負担がかかる方は、トイレに行くこと自体に時間と体力を使います。「行きたくなってから探す」と、見つかるまでの移動が負担になり、そこで1日の体力を削られてしまう。先に置いておけば、行きたくなる前に済ませられる——これが最も効く工夫です。車椅子を現地で借りる場合の段取りは神戸 車椅子 レンタル、移動手段は神戸 車椅子 タクシーをご覧ください。

やりがちなNGと正解

❌ やりがちなこと⭕ こうすればOK
「多目的トイレがある」だけ確認して出かける必要な設備で絞る。介護ベッド(大型多目的シート)は136施設中46施設(34%)しかない
大きい設備を求めて駅を探す鉄道系45施設のうち介護ベッドがあるのは2施設だけ。市役所・バスターミナル・ホール・福祉施設を狙う
地図の点を見て「近くにある」と安心する38施設は改札の内側。歩いて回る日・タクシーの日は使えない
ポートアイランドは点が多いから安心と考える国際展示場1号館/3号館・国際会議場はイベント開催時のみ。平常時はどうぶつ王国・中央市民病院などへ
ベビーカー連れで公共施設を当てにするベビーシートなし24施設のうち21が公共建物。商業施設・駅のほうが設置率は高い
有馬温泉でも街なかで探せると思う有馬は2施設のみ。宿を拠点に短く動く設計にする
トイレは現地で探せばいいと考える行程表に2〜3時間おきに中継点を書き込む。行きたくなる前に済ませる
古い情報のまま出かける設備は改修で変わる。公式の施設一覧・CSV(最新版)で出発前に確認する

よくある質問

Q神戸に多目的トイレはどのくらいありますか?
神戸市公式の「こうべ・だれでもトイレ」施設一覧には136施設が掲載されています(当サイトが公式オープンデータCSVを集計。2026年8月時点)。うち車いす使用者が使えるトイレは136施設すべて、オストメイト対応は135施設です。区別では中央区が53施設と最も多く、三宮・元町・北野・神戸駅周辺などの都心地域に集中しています。なお神戸公式観光サイトのFeel KOBEは、多機能・多目的トイレを「神戸市内の建物や駅等の160箇所以上で整備」と案内しており、こちらは集計範囲が異なります。
Q大人用の介護ベッド(大型多目的シート)があるトイレはありますか?
あります。ただし136施設中46施設(約34%)にとどまります。中央区にあるのは17施設で、そのうち3施設は「イベント開催時のみ使用可」のため、平常時に使えるのは14施設です。三宮バスターミナル(1階)、ポートライナー三宮駅(改札内)、地下鉄新神戸駅(改札内)、神戸市役所1号館、神戸フコク生命海岸通ビル、海外移住と文化の交流センター(北野)などが該当します。鉄道の駅45施設のうち介護ベッドがあるのは2施設だけなので、駅を当てにせず、事前に場所を決めておくのが確実です。
Qオストメイトに対応したトイレは探しやすいですか?
神戸は探しやすい部類です。「こうべ・だれでもトイレ」136施設のうち135施設(99%)がオストメイト対応と記録されています。神戸市の「こうべバリアフリー情報(バリアフリーマップ)」でも、市の公共施設について「『オストメイト対応トイレ』のある施設を探すことができます」と案内されています。ただし設備は改修で変わることがあるため、長時間滞在する施設については、出発前に公式データで確認しておくと安心です。
Q駅のトイレは誰でも使えますか?
使えないことがあります。公式データの「設置場所」を見ると、136施設のうち38施設が改札の内側に設置されています(「改札」の記載がある39施設のうち1施設のみ「地下(改札外)」)。ポートライナーの各駅や地下鉄の駅などが該当し、これらは電車に乗る人しか使えません。街を歩いて回る日やタクシー移動の日は、改札外にある施設——さんちか・デュオこうべなどの地下街、大丸神戸店、umie、神戸市役所といった場所——を中継点にしてください。地下街はフラットで雨や暑さの影響も受けにくく、神戸の街歩きと相性がよい選択肢です。
Q有馬温泉にも多目的トイレはありますか?
「こうべ・だれでもトイレ」としては、有馬エリアに2施設(有馬の工房、太閤橋おもてなしトイレ)が掲載されています。都心の中央区が53施設であるのと比べると大きく少ないため、有馬では街歩きを長時間続ける前提の計画は避けたほうが安全です。宿を拠点にして、送迎で目的地へ移動し、こまめに宿へ戻る組み方が現実的です。有馬の回り方は「有馬温泉 バリアフリー」の記事で詳しく解説しています。

神戸は、トイレの数そのものは十分にあります。だからこそ差がつくのは、必要な設備で絞り込み、行程に先に置いておくという準備の部分です。公式データは条件で絞れる形で公開されていますから、出発前の10分で、当日の不安の大半は解消できます。

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※ 設備や運営状況は変わることがあります。お出かけ前に各施設の公式情報で最新をご確認ください。 本記事は2026.08.04時点の情報をもとに、すいすいトラベル編集部が作成しています。